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不明瞭な世界で悲哀の歌を
今日が誰かの新しい始まりだったとしても
関係ない 僕には昨日と何も変わることのない今日だ
しばらくめくられていないカレンダー
見慣れてしまった古いスーツと
中身以上に重い鞄を持って 幸せが逃げるあくびをしてる
いつからこんなに見えてる景色が汚く見えてしまったのか
いつからこんなに過ごしてる世界が哀しく見えてしまったのか
今日も死んだように生きている
今日が誰かの新しい始まりだったとしても
関係ない僕には昨日と何も変わることのない今日だ
しばらく使われていない私服と、
見慣れてしまった朝のニュースと、
日に日に苦く感じる珈琲
ああ、もう、嫌だな
褪せた思い出に縋って、折れかけのプライドに泣いて
常夜の道を歩きながら傷ついた場所が泣いている
いつからこんなに見えてる景色が色褪せてしまったのだろうか
いつからこんなに過ごしてる世界が苦しくなってしまったのか
いつからこんなに生きてる世界が汚く見えてしまったのか
いつからこんなに生きてる世界が哀しく見えてしまったのか
今日も死んだように生きている
今日も心臓だけは動いている
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